2007 年 12 月 27 日

アイロボット会長 ヘレン・グレイナーが来日


アイロボット社の創立者にして会長のヘレン・グレイナーが、11月29日〜12月1日に東京ビッグサイトにて開催の「2007国際ロボット展」に併せて11月30日に催された「ROBO Link Forum 2007〜サービスロボットに関する国際フォーラム〜」の講師として来日しました。

 

ヘレン・グレイナーは、世界を代表するロボット・メーカー7社の首脳のひとりとして招待され、フォーラムのテーマである「Future of Robotics/ロボットビジネスが拓く未来」について、自らの講演とパネルディスカッションにおいて、サービスロボットの分野でいち早く成功を収めた立場から、ロボットビジネスの課題や未来について発言。

 

ヘレン・グレイナー
ROBO Link Forum2007で講演中のヘレン・グレイナー

とくに自身の講演のなかでは、ロボットビジネスを興した当初は「誰も本気で取り合ってくれなかった」という貴重なエピソードや、『自動掃除機 ルンバ』が全世界で250万台以上のヒット商品になった秘訣を「普通の人でも買える価格の高品質ロボット」にしたことと挙げ、技術力だけではない「買う、使う人の立場にたつこと」の重要性に気づいたのが成功の鍵と語りました。

また、80%近いユーザーが自分のルンバに名前をつけていることに触れ、「電子レンジに名前をつける人はいないですが、ルンバは使っている人が絆を感じることができる」と、そのユニークさについても言及。1000人を超す参加者は熱心に耳を傾けていました。

講演後の休憩時間中には、ヘレン・グレイナーとセールス・オンデマンド社員がステージ前でルンバのデモンストレーションを実施。多くの参加者が集まり、さまざまな質問が飛び交いました。また、なかにはアイロボットに就職したいという大学生も現れ、ヘレン・グレイナーと記念写真を撮るなど、参加者との和やかな時間を過ごしました。

 

高校時代に、栃木県佐野市でのホームステイ経験があるという親日家のヘレン・グレイナー。今回の滞在は2泊3日の過密スケジュールだったため、残念ながら「里帰り」はお預けでしたが、「日本国内外のロボットビジネス関係者と意見交換ができたことは非常に有意義。近いうちに再び来日して、日本のルンバ・ユーザーや消費者の方々の声も聞きたい」と語り、日本市場への関心の高さがうかがわれました。

ヘレン・グレイナーとSODC木幡代表取締役
iRobotヘレン・グレイナー会長とSODC木幡代表取締役