役員紹介

Colin M. Angle(コリン・M・アングル)

会長兼最高経営責任者(CEO)、共同創設者

アイロボット社の共同創設者の1人で、1997年6月にCEO、2008年10月に取締役会会長に就任。それ以前は、1992年11月から社長、同10月から取締役を務める。共同創設者およびCEOとして、会社を牽引。米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)において挙動制御ローバの設計に携わり、この研究がその後、1997年の火星探査で活躍したSojournerの開発へとつながった。マサチューセッツ工科大学(MIT)にて、電気工学学士、コンピュータサイエンス修士を修得。

役員実績

Striiv社、Ixcela社の民間企業2社の取締役、Science from Scientists、Rise、Tech Hub Collaborativeの非営利組織3団体の理事。

上級幹部実績

アイロボット社社長およびCEO職に20年余在任。

Mohamad Ali(モハマド・アリ)

戦略・財務委員長

2015年8月、取締役就任。技術系企業への資本配分における幅広い経験に加え、クラウド・インフラストラクチャ、データ・アナリティクスなどの戦略的ソフトウェア開発の経験を有する。2014年から現在に至るまで、Carbonite社(家庭・企業向けにクラウドおよびハイブリッドのバックアップ、リカバリソリューションを提供するボストン所在の企業)の社長兼CEO兼取締役を務める。変化の激しい中小企業ならびに消費者のニーズに応えながら同社の持続的成長を牽引。2012年から2014年までコンピュータおよびエンタープライズ製品のメーカーであるHewlett-Packard(HP)社にて最高戦略責任者(CSO)を務め、エンタープライズ通信企業であるAvaya Global Services社では社長を務めた。技術・コンサルティングの多国籍企業IBM社では上級幹部職として多数の企業を買収し、同社のアナリティクス・ビッグデータ部門を立ち上げた。Carbonite社の取締役としての勤めに加え、Oxfam AmericaとMassachusetts Technology Leadership Councilで理事としての役目も果たす。以前には、City National社およびCity National銀行の取締役会も歴任している。Boston Business誌の2008年「40 Under 40(40歳未満の40人)」に選ばれ、またMassachusetts High Tech誌からは2011年オールスターと評価されている。電気工学学士・修士ともにスタンフォード大学で修得。

役員実績

Carbonite社取締役およびOxfam AmericaとMassachusetts Technology Leadership Councilの非営利組織2団体の理事。City National社およびCity National銀行の元取締役。

上級幹部実績

Carbonite社CEO、HP社CSO、Avaya Global Services社社長、IBM社上級幹部。

Deborah G. Ellinger(デボラ・G・エリンガー)

筆頭役員、コーポレートガバナンス指名委員長

2011年11月、取締役就任。侵襲性が最も低い美容施術を提供する米国最大手チェーンの美容・健康施設であるIdeal Image社の社長兼CEOであり、2012年から2014年まではThe Princeton Reviewにて最高経営責任者を、2008年から2009年まではRestoration Hardware社の社長を、2004年から2008年まではWellness Pet Food社のCEOを務めた経験から、国際小売事業・消費者製品における幅広い実績を有している。これらの企業をプライベート・エクイティ企業(株式未上場企業へ投資する会社)が保有している間、会社を率いて各事業を順調に成長させ、出資者に対する資本収益を3〜7倍にして新たな保有者に転売するという実績を上げた。それ以前には、CVS Pharmacy社にて上席副社長、Staples社にて上級副社長、The Boston Consulting Groupにてパートナーを歴任。こうしたキャリアは、Mellon Financial社からスタートした。これまでの仕事で世界中を飛び回り、欧州、アジア、米国での勤務も経験。ロンドンにて法廷弁護士の資格を取得、インナー・テンプルに所属。英国ケンブリッジ大学にて数学学士および法学修士を修得。

役員実績

非営利組織The Commonwealth Instituteの現理事、Interpublicグループ、Sealy社、National Lifeグループの元取締役。その他、The Princeton Review社、RenewLife社、Restoration Hardware社、Malden Mills Industries社など複数民間企業の元取締役。

上級幹部実績

Ideal Image社社長兼CEO、The Princeton Review社CEO、Restoration Hardware社社長、Wellness Pet Food社CEO、CVS Pharmacy社上席副社長、Staples社上級副社長、The Boston Consultingグループのパートナー。

Karen M. Golz(カレン・M・ゴルツ)

取締役

2021年11月、取締役就任。Analog Devices社、Aspen Technology社、Osteon Holdings社/Exactech社の取締役および監査委員を兼任する。Boston Consulting Group社の監査・リスク委員会のシニアアドバイザーも務める。全米取締役協会(NACD)のボードリーダーシップフェローであり、Women Inc.誌の2019年「Most Influential Corporate Director(最も影響力のある取締役)」に選ばれている。取締役就任以前は、Ernst & Young(EY)社の上級幹部として、グローバルプロフェッショナルプラクティスグループおよびインディペンデンスグループを統括。国際経験豊富なソリューション志向のエシカルリーダーであり、大手グローバル企業や成長企業で会計、監査、財務および企業報告、内部統制、規制、リスク、有価証券届出、新規株式公開、倫理問題などの複雑な課題に取り組んできた実績を持つ。イリノイ大学基金の理事、監査委員、投資政策委員長も務める。2017年にイリノイ大学ギース・カレッジ・オブ・ビジネスの名誉卒業生(Distinguished Alumnus)に選出。イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で会計学士を取得し、最優秀成績で卒業。

役員実績

Analog Devices社、Aspen Technology社、Osteon Holdings社/Exactech社の取締役および監査委員。Boston Consulting Group社の監査・リスク委員会のシニアアドバイザーおよびNACDのボードリーダーシップフェローも務める。さらに、イリノイ大学基金の理事として、投資政策委員長も務める。

上級幹部実績

Ernst & Young(EY)社の元上級幹部として、グローバルプロフェッショナルプラクティスグループおよびインディペンデンスグループを統括。国際経験豊富なソリューション志向のエシカルリーダーとして定評がある。

Dr. Ruey-bin Kao(ルイ-ビン・カオ)

取締役

2018年6月アイロボット取締役に就任。テクノロジー、電気通信、コーポレートガバナンスおよび消費者ビジネスにおける30年以上の経験から豊富な知見を持ち、テルストラ、アプライド マテリアルズ、ヒューレット・パッカード中国法人(当時)、モトローラ、AT&Tベル研究所(当時)など、数多くのグローバル企業において最高幹部を歴任し、増収と収益性向上をけん引。現在、中国旺旺控股有限公司(香港証券取引所コード151)および中国旅遊集団有限公司の役員も務める。直近のテルストラでの責任範囲は、急速に発展する中華圏市場の潜在的可能性を特定することにより、効果的な成長戦略を策定および実行することに加え、ブランド力強化のための戦略的パートナーシップの構築など。

役員実績

中国旺旺控股有限公司(香港証券取引所コード151)および中國旅遊集團有限公司の現取締役、汽車之家(Autohome、ニューヨーク証券取引所コードATHM)および神華集団有限責任公司(現・中国能源建設集団投資有限公司)の元取締役。

上級幹部実績

テルストラ中国法人CEO、アプライド マテリアルズ中国法人社長、ヒューレット・パッカード中国法人エンタープライズ事業ジェネラルマネージャー、モトローラ中国法人会長および社長、AT&Tベル研究所(当時)事業および製品マーケティングマネージャー。

Eva Manolis(エヴァ・マノリス)

取締役

2019年7月にアイロボット取締役に就任。消費者技術分野における製品開発およびグローバルeコマースについて、30年以上に及ぶ経験をアイロボット取締役会にて貢献。2005年から2016年には、アマゾン米国本社でさまざまな役員職を務め、消費者家電を含む幅広い分野におけるテクノロジー、製品、プログラムおよびサービスについて、顧客の定着を生み出し、成長させることに成功。直近では、2010年から2016年までアマゾン米国本社の消費者購買担当部長を務め、同社のスマホ用アプリおよびウェブサイトの世界規模での機能およびサービスの開発などといった、世界的な革新的購買体験の開発責任者を務めた。同社でのそれ以前の肩書きは、2008年から2010年にはウェブおよびモバイル向け小売アプリ担当部長、2005年から2008年にはグローバル小売アプリ担当部長であった。このほか、1999年にシャッターフライ社を創設し、2002年まで製品、サービスおよび戦略担当副社長を務めた。シャッターフライでは、立ち上げ当初から収益を出せるようになるまで、同社ウェブサイトのビジョン、構成、デザインおよび開発の責任者であった。現在、アイロボット役員としての職務と並行して、シャッターフライおよびFICOの役員も務める。

役員実績

シャッターフライおよびFICO取締役。

上級幹部実績

アマゾン米国本社では2010年から2016年まで消費者購買担当部長、2008年から2010年までウェブおよびモバイル向け小売アプリ担当部長、2005年から2008年までグローバル小売アプリ担当部長。1999年にはシャッターフライ社を創設し、2002年まで製品、サービスおよび戦略担当副社長。

Andrew Miller(アンドリュー・ミラー)

監査委員長

2016年9月、取締役就任。アイロボット社が引き続き消費者事業をグローバルで展開、コネクテッド家電製品に注力する中、重要な財務分野におけるリーダーシップおよびソフトウェア、クラウド・インフラストラクチャ、IoT分野での経験を持ってアイロボット社を支える。2015年初期よりPTC社(IoTの生産、運用、維持管理を変革させるソフトウェア技術のプラットフォームとソリューションを提供するグローバルなプロバイダー)の上席副社長兼CFOを務める。PTC社では、グローバルファイナンス、税務・財務、IR、情報技術、戦略的調達、設備、顧客管理を担当。2008年から2015年の間は分子診断技術の急成長企業、Cepheid社にて副社長兼CFOを務めた。Cepheid社在籍中は、ワールドクラスのファイナンス&ITチームを結成し、全国的に評価されたIRプログラムを構築。Autodesk社、MarketFirst Software社、Cadence Design Systems社、Silicon Graphics社における財務責任者の経験も持つ。消費者製品・サービスの大手オンラインプロバイダーであるUnited Online社の元取締役。

役員実績

United Online社元取締役。

上級幹部実績

PTC社上席副社長兼CFO、Cepheid社元上席副社長兼CFO、Autodesk社財務担当副社長兼会計統括責任者、MarketFirst Software社上級副社長兼CFO、Cadence Design社財務担当副社長、Adaptive Broadband社財務担当副社長兼経理・財務担当責任者。

Michelle V. Stacy(ミシェル・V・ステーシー)

取締役

2014年8月、取締役就任。Keurig社元社長、Gillette/Proctor & Gamble(P&G)元副社長兼統括責任者 として消費者事業を牽引し、グローバルブランドを構築してきた豊富な経験を持って当社取締役会を支える。2008年から2013年までのKeurig社(Keurig Green Mountain社の1部門)在籍中には、同社収益を2008年の4億9,300万ドルから2013年には43億ドルへと拡大している。Coravin社、Flex Pharma社、Young Innovations社の取締役、また非営利組織のFrench Cultural Centerの理事を務める。リーダーシップ、イノベーションおよび成長に関する講演者でもある。Dartmouth大学にて理学学士を、ノースウェスタン大学J.L.ケロッグ経営大学院にて経営学修士を修得。フランス語と英語のバイリンガル。

役員実績

Coravin社、Flex Pharma社、Young Innovations社の取締役、非営利組織French Cultural Centerの理事、Tervis Tumbler社元取締役。

上級幹部実績

Keurig社社長、ArchPoint Consulting社マネージング・パートナー (2007年〜2008年)、Gillete/Procter&Gamble(P&G)副社長兼統括責任者 (1982年〜2007年)。

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